プレスリリースを持って記者クラブに行ってみよう!

実はいろんなところにある記者クラブ

プレスリリースを書いたらまずは、官庁(県庁、市役所など)にある記者クラブにプレスリリースを持ち込み、ニュースバリューがある自社ネタを盛り込んで、報道してもらうことが一つの戦略になります。

また、あまり知られていませんが、官庁だけでなく、商工会、商工会議所にも記者クラブがあって、行くとテレビマンや全国紙の記者が常駐していることがあります。

官公庁の記者クラブへのアプローチ

どのような地域にいても記者クラブとの接点を持つことはできますが、リリースする内容に関係する省庁がわかれば、ぜひ国の官公庁の記者クラブにもアプローチしてみてはいかがでしょうか。

自社の商材に合わせた担当所轄である省庁、たとえば厚生労働省であったり国道交通省であったりなど、各省庁にも記者クラブが存在しています。

どの記者クラブにいる記者たちでも、本質的には常にニュースになるネタを探していますので、中小企業や個人事業主であっても、話題性のあるプレスリリースを持ち込むことで、話に耳を傾けてくれる可能性はあります。

記者クラブで顔なじみになるメリット

また、何回か記者クラブに通いつめることで、知り合いの記者や顔なじみの受付の人たちができて、少しずつ取り上げてもらいやすい方法を理解することができます。中には、親切に教えてくれる記者も出てくることでしょう。
※2020年11月現在、新型コロナウイルス感染防止の観点で、記者クラブのスタンスが変わっている可能性があります。

何事も続けることが大切ですが、報道をしてもらうために、記者クラブに通い続けることも有効な手段の一つです。しかし、実際には、同情や親しみだけで記事を掲載してくれることはないので、ただ通い詰めるだけでなく、どうしたら自社商材・サービスが記事のネタになれるのか、記者にヒアリングして探る視点が必須です。

中小企業や個人事業主の場合、大手企業のようにテレビコマーシャルを打ったり、雑誌広告を出すようなマーケティング予算はない場合がほとんどです。プレスリリースを記者クラブに持ち込むことで、広告よりも良い目で見ていただける、ニュースの枠で取り上げてもらうことで、ブランディングに役立てることができます。