「プレスリリースは告知よりもイメージアップのため」ってどういうこと?

マスコミに紹介されるということは?

プレスリリースとは、マスコミ(報道機関)に対して企業が「うちの商品・サービスを紹介して欲しい」と告知する手紙のことです。A4用紙1枚~3枚くらいの手紙を送ることで、上手くいけばマスコミに紹介されます。

「マスコミに出る」と言えば、20年以上前なら間違いなく、問い合わせがたくさんくるという効果を生み出せたでしょう。しかし、テレビや新聞よりスマホを見る時間のほうが圧倒的に多い現代においてはそれは幻想となってしまいました。

しかし、現代でも有効なことは、イメージアップ効果です。言うまでもないことですが、正しい意図でマスコミに紹介されることは、御社のイメージアップ=ブランディングに非常に有効だということに異論はないはずです。

第三者からの客観的な紹介のありがたさ

自画自賛ではなく客観的に他人に紹介されるというのは、強力な効果をもたらすことは周知のとおりです。

逆に、なにか紹介したい商品・サービスがある場合、それを自分で言うと「宣伝」「広告」ということになってしまいますが、それでは消費者は、警戒する心が働いて、なかなか信用して話をまとも聞いてくれません。「どうせ商品を売るためのセールストークだろ」という風に認識されてしまうため、どんなに正直に誠実に話してもなかなか伝わらないわけです。

しかし、同じ内容でも、第三者から、しかも有名なマスコミなどに紹介されれば、それは「宣伝」「広告」とはみなされず、消費者の警戒心が一挙に取っ払われ、商品・サービスの良さがストレートに消費者のハートに届くようになります。

親しみを持ってもらうイメージ作りとして

この消費者の警戒心を一気に取り払える効果が、マスコミに紹介されることの強みだといえます。警戒心のなくなった消費者のハートに、直接自社商品の良さやメリットを届けることができれば、イメージアップに役立つことは間違いありません。

人間誰でも、一度でも購入したり使ってみたりした商品は、よほど酷いものでないかぎりは親近感を抱くようになります。そうやって親近感を抱かせるというのが、ブランディングでは非常に重要なことです。大手企業が盛んにテレビCMなどを打つのも、野球場のフェンスなどにデカデカと社名を表示しているのもブランディング戦略の一環です。

プレスリリースについてもっと知りたくなったら

正直いって代わり映えのない同じような品質・価格の商品でも、ブランディングに成功している企業のものの方がよく売れます。それほどブランディングは大事なことです。ブランディングにはマスコミに紹介されることを目的としたプレスリリースはとても有効ですが、中小零細企業などはプレスリリースの書き方はもちろん、そもそも存在を知らない人が多いです。

知らないからやらないというのはもったいないと思いますので、プレスリリースとはなにか?どんな効果があるのか?どんなことを書いてどこに送ればよいのか?をお伝えするセミナーを毎月開催しています。

Zoomによるオンライン開催ですので、全国どこからでもお気軽にご参加ください。