間違いだらけのプレスリリース、これをやったら恥ずかしい?

日常業務が忙しい中でプレスリリースを書いていると、深く考えずに書いてしまって、よく考えると恥ずかしい誤りをやってしまいがちです。

今回は、意外とやりがちだけど、実はプレスリリースとしては恥ずかしいという3つのことについてまとめてみました。

  • ①てにをは、誤字脱字の間違いが多い文章になっている
  • ②辻褄の合わない事実関係が間違った内容を書いてしまう
  • ③「それって何が面白いの?」なタイトルになっている

それぞれについて、もう少し詳しくお話します。

①てにをは、誤字脱字の間違いが多い文章になっている

様々な業務を抱える中で、主業務ではないプレスリリースを書いている方もいると思います。

知り合いの記者へ直送する、または記者クラブへ送るなどの方法でプレスリリースを配信しているのなら、記者たちが「くすっ」と笑うレベルで済ませられるから良いかもしれません。

しかし、PRTIMESやアットプレスを始めとしたネット配信の仕組みを使うと、インターネット上で、公開し続けられてしまうので、慎重にチェックを重ねてから配信したいものです。

この点では、アットプレスなどは原稿のチェックもしてくれるサービスがついていることがあるので、文章力や社内チェックの仕組みに心配がある場合は、使えるサービスを利用してみても良いかもしれません。

②辻褄の合わない事実関係が間違った内容を書いてしまう

これは実際には難しい問題です。突き詰めると、「エビデンスが間違っていた」のような意図しない事実関係の違いも起こってしまいますので、この場では、「うっかりミス」でのこととさせていただきます。

そして、この点については、前述したアットプレスなどによるチェックでは見つけることはできないと思いますので、社内チェックの仕組みを整えておく必要があるといえます。

「自分が書いた文章が、多くの人の目に触れてしまうのがネットを使ったプレスリリース配信である。」そして、「自社サイトと違って簡単には訂正ができない。」ということを改めて思い出し、協力体制を社内で責任を持って敷いておくことが重用です。

③「それって何が面白いの?」なタイトルになっている

昔から言われていることですが、「プレスリリースはタイトルが命」です。紙の郵送物だろうがメールだろうが、タイトルで判断されてゴミ箱へポイポイ捨てられてしまいます。

毎日何百通も届く手紙をいちいち読んでいたらそれだけで仕事が終わってしまうので仕方がないです。そこに宝の山があったとしても、発掘している余裕がないですし、積み上がってしまうのですぐ捨てるのです。

PRTIMESやアットプレスなどで、
「○○株式会社が、社外取締役に■■氏を招聘しました。」
「株式会社△△が銀座へ移転しました。」
のようなシンプル過ぎるタイトルのプレスリリースをかなりの数見たことがあります。

社名が全国的に知られている会社なら「へぇ~そうなんだ!」くらいには思ってもらえるかもしれませんが、全く無名な会社が出したプレスリリースだとしたら、「なぜお金と労力を使ってこれを公開したのだろう?」と疑ってしまうレベルに思えます。

明確な意図があってこのようなプレスリリースを出しているなら良いのですが、「とにかくプレスリリースを出すのが仕事だから」という観点で出しているとしたらもったいないことです。

本来伝えたい意図は、招聘したことでも移転したことでもなく、「経営戦略的な何か」なのではないでしょうか?


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