他の人がどのようなステップでプレスリリースを書いているか気になりませんか?
当社の代表でもあるプロのプレスリリースライター大川がやっている方法をざっくりまとめてみました。
- ステップ①プレスリリースに使えるネタ集め
- ステップ②プレスリリースタイトルの仮決め
- ステップ③とりあえず書いてしまって整理する
それぞれについて、もう少し詳しくお話します。
ステップ①プレスリリースに使えるネタ集め
どうやってネタ集めをしているのか?
当社は、自社のプレスリリースを書くことはほぼなく、お客様からご依頼をいただいてプレスリリースを書かせていただいています。
普段関わらない業界のプレスリリースを書かせていただくことが多いため、ヒアリングを重視しており、ご発注いただいてからまず2時間じっくりヒアリングをさせていただいています。
ヒアリングで気をつけていることは、記者の目線で客観的に一般大衆に向けて情報を提供するために「どうしたらネタとしてユニークにできるか?」について、持ち前の好奇心を最大限活かして、徹底的に聞き取ることです。
通常は、その商品やサービスを作り上げる上で、競合比較や困っている人達の声をきちんと吸い上げて開発していることが多いので、比較検討をしながら、どのような表現で差別化要素を伝えるかを一緒に考えさせていただく時間になっています。
お客様と「それではこのネタにしましょう」という内容を詰めることができたら、今度はその結論の根拠と同業他社の情報について、いただいた資料やネット検索でひたすら関連情報をインプットします。
ステップ②プレスリリースタイトルの仮決め
ステップ①で集めた情報を上手に熟成させながら、タイトルについて数日かけて考え続けます。タイトルを考える上で気をつけているのは、
- 目の肥えた記者の興味を引けるくらいユニークであること
- 専門用語や社名、記号的な商品名は入れずわかりやすいこと
- 「それってマジかよ!」と思われる意外性を入れる
ということです。仮決めとはいえ、書き始めるためには、つまらないタイトルになってしまうと、書くモチベーションも下がってしまうのでそれなりの精度が必要です。
基本的に、ヒアリングから2週間程いただいて初校をお出ししているのですが、タイトルの検討だけで1週間以上使っていることもあります。それだけタイトルの検討には熟成と閃きが必要だということが伝わればと思います。
ステップ③とりあえず書いてしまって整理する
タイトルがある程度煮詰まってきたら、何はともあれ全体像を書き上げます。ある程度の方向性はタイトル決めで考え尽くしているのと、過去に書いたプレスリリースをベースにしているので、一気に書き上げてある程度はスムーズに埋めることができます。
とはいえ、書いてみたものの、つまらない内容になってしまった場合は、時間の許す限り何度でも書き直します。
納得行く内容ができてきたら、細かい内容を詰め直しながら、最終的にタイトルを見直す作業を必ずしています。
なぜなら、全体を書いてみてから、再度情報収集をし直すと、新しい発見があったりして、方向性を見直す必要が生まれたりすることもあるからです。お客様とヒアリング時に詰めた内容から逸脱しそうな場合は、もとの案と合わせて2案作ってお出しすることもあります。
短い文書に納めるのが必須であるプレスリリースとはいえ、料金をいただいて書かせていただいている以上、何度も書き直していることは、お客様には伝わりにくいです。
ただ、プレスリリースは、PRTIMESを利用することでずっと残り続ける時代ですから、その責任を背負うためにも、お客様の目には見えにくくても、労力は惜しまないようにしています。
以上、プレスリリースを書くためのステップについて書かせていただきましたが、同じ悩みを持つ皆さんのため、プレスリリースの内容についてアドバイスをさせていただく30分の無料相談をお受けしています。
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タイミングが会う方には、以下のセミナー受講についてもぜひご検討ください。