知り合いもいないのにプレスリリースを記者に直接送るための方法とは?

小さな会社こそマスコミにアプローチするためにプレスリリースを出すべき

広く世間に知ってもらうために新聞社やテレビ局など、マスコミの記者にプレスリリースをするのはやり方次第でとても有効な手段になります。

大手企業であれば記者の方から取材を打診してくることがありますが、知名度的に低い中小企業や個人事業主の場合、自分から記者にアプローチする手段が必要だったりします。

書いたは良いが記者へどうやって送るの?

プレスリリースを送る手段は様々ありますが、先輩からの引き継ぎや、会社として過去のメディア送付先リストを持っている場合に一般的なのは、FAX、メール、そして郵送です。

送付先リストがない場合でも、郵送で送るのであれば、「広報・マスコミハンドブックPR手帳」という書籍に住所が書いてあるので、簡単に調べられます。この本は、最新版をAmazonなどネット通販で2千円程度で購入できます。

FAXやメールで送る場合には、インターネットで目当てのメディアを検索します。運が良ければ親切にプレスリリース送付窓口が記載されている場合があるのでそちらに送ります。窓口がない場合、問い合わせフォームで「プレスリリースの送り先を教えて下さい」と尋ねると教えてくれる場合があります。

送るときのコツなど

余裕があればできるだけ、取材に関する担当者名をTELで聴くと良いでしょう。「○○編集部御中」宛で送るより「○○編集部△△担当□□様」宛に送付したほうが、開封される確率は上がります。誰でも自分を名指しできた手紙は無視しづらいですよね?

さらに余裕があれば、送り先に書いた記者の記名記事を探して読んでみると良いでしょう。そして、読んだ感想を私信として入れて、「素晴らしい記事を書いたあなたに記事にしてほしいと思って送ります。」というストーリーを作り上げられると良い結果が生まれやすいです。

これらの方法を駆使すれば、忙しい記者であっても直接プレスリリースを知ってもらえる確率が高まります。しかし、プロの広報担当者はこれくらいのことはやっていますが、中小企業や個人事業主の場合は、代表者がやる場合が多く、ここまでやれる余裕があることは少ないかもしれません。

その場合は、やはり、弊社もオススメしているネット配信サービスを使うか、送付だけでも外部委託をするサービスを利用する方法もあります。