プレスリリースの成功=売上にするのは困難?
幸運にもプレスリリースが採用されたとして、残念ながらそれが必ずしも売上アップに繋がるわけではありません。しかし、プレスリリースはただ単に新製品やサービスの告知として機能するだけでなく、使い方次第で消費者に対してアプローチするために効果的なマーケティング手法となりえます。
そのため、せっかく記事として掲載されたにもかかわらず、反響がないのはもったいないと言わざるをえません。苦労して手に入れたチャンスを無駄にしてしまわないためにも、「へぇ~そうなんだ!」で終わらないような工夫を仕掛ける必要があります。
ホームページへ連れていく工夫
具体的にどうするべきかといえば、まず、分かりやすさや話題にしやすいこと、サイトへのアクセスが簡単にできることが大切になります。当然のことですが消費者に興味を持ってもらうためには、まず分かりやすくなければなりません。
タイトルや見出しから内容の推測ができ、文章にも専門用語を使いすぎないよう気をつけるべきです。しかしただ分かりやすいだけでは反応を得ることはできないので、消費者にその記事を有益なものとして判断してもらう必要があります。
そのためにもターゲットとなる消費者の生活がその製品によってどのように変化するか、どのようなメリットがあるかを知らせるような内容にしなければなりません。
読んだ人がシェアしたくなる工夫
見てくれた消費者が情報に対して価値を見出せばSNSでのシェアを誘導することができ、そこからさらに拡散していくようになります。特に知っていることで優越感やお得感がある内容は話題にしやすく、人の心を大きく動かします。
大切なのは、楽にアクセスできるための工夫をこらす必要があることです。例えばアクセスするために何度も検索しなければならず、手間がかかるようではサイトへ辿り着く前に諦めてしまうことになりがちです。
ようやく興味を抱いてくれた消費者を逃さないためにも、WEBに掲載されるものであれば、自社サイトのURLも記載しておく、紙媒体であれば検索しやすいキーワードを用意するなどの方法を考えるべきです。