実質同じ内容でも、広告は嫌われ、マスコミに出たことの紹介なら信頼を得られる？

多くの人は、自己主張が強い売り込みは嫌と感じます。そして基本的には、広告とは「こんなすごいものがあるから買って！」という自己主張をしています。

もちろん、そのようなことにならないように、プロのクリエイターたちが必死で表現方法を考えて、商品やサービスが好意的に受け取られるような工夫をしています。私も個人的にはそんな広告業界が好きだったりします。

しかし、広告業界では昔から、「広告は嫌われるもの」「すぐに目をそらされる存在」という自覚のもとで、いわゆるコピーライティングは、「一瞬見ただけでわかる短い文で表現することが必須」とされてきました。

しかし、マスコミなどのメディアに紹介されると、特に有名なテレビ番組や大手の新聞に紹介されると、同業からのちょっとした嫉妬と合わせ、多少の尊敬の念が発生します。

また、直接本人が宣伝しているわけではないので、押しつけ感がなくなり受け入れられやすくなり、人々に客観的に評価されている情報だと判断されやすくなるのです。

マスコミなどに紹介されるメリットとして「自分で話すと宣伝だと受け取られてしまうが、マスコミから紹介されると客観的な情報と判断されて信頼されやすい」と言えます。

また、マスコミに紹介されることは、実は家族が一番喜ぶのもおわかりいただけるのではないでしょうか。それは家族にとって、あなたが世間から客観的に評価されているように映るからなのです。

人は自分で自分のことを宣伝すると自慢と受け取られてしまうことがあり、自意識過剰とも思われてしまいます。ところがマスコミから取り上げられる形で宣伝されると、第三者からの評価に変わり、自分の家族が客観的評価を受けてるように思えるので家族は誇らしく感じます。

広告を使った宣伝活動を積極的に行っている会社なら特に、少しだけ予算と労力を割いてでもプレスリリースも活用すべきです。プレスリリースとは自社の情報を報道機関•マスコミに向け告知、発表することです。しかもプレスリリース自体は基本的には無料でできるのでリスクも少ないです。

プレスリリースを成功に導くための活用法については、当社のセミナーやこのホームページのコラムなどが参考になれば幸いです。