記者に届いたプレスリリースは9割ゴミ箱行きって本当?どうすれば読んでもらえるの?

プレスリリースの送付方法

一般的にプレスリリースは、報道各社に向けて、メールやファックスなどを使って、マスメディアの記者に送付されます。

また、官公庁や商工会議所などの記者クラブに持ち込み、常駐している記者に対して、プレスリリースを手渡しすることもできます。

実は、中小企業や個人事業主でも可能なことをご存じないのはもったいないと思って弊社セミナーではお伝えしています。

送られたプレスリリースの現実?!

ただし、現実的なことをお話すると、記者に届いた企業からのプレスリリースのおよそ90パーセントは、取り上げられることなくゴミ箱に行くと言われています。

記者は忙しく、一日何100通も届くプレスリリースは、ある意味捨てるものを選ぶのも仕事であり、ニュースバリュー(報道価値)が低いものは取り上げてもらえないのは無理もありません。

しかしながら、記者は自分の担当するネタを常時探していることも事実なため、書き方を工夫することで、プレスリリースをマスメディアで取り上げてもらえる可能性が上がります。

特に、タイトルが重要なポイントになると言われていますが、その後の文章においても、記者が望むようなネタになっている必要があります。

記者が欲しがるネタとは?

メディア露出における入り口としてよく言われる、新聞記者を例に上げると、公益的なネタを求めていると言われています。よく言われるのは、「教育」、「子ども」、「女性」、「高齢者」、「環境」、「健康」に絡んだネタとしてアレンジして提供すると良いと言われます。

また、時事キーワードたとえば2020年11月現在では「ウィズコロナ」、「新しい生活様式」、「テレワーク」などもよくつかわれる傾向がありますので、ぜひキーワードとして活用してみてください。

さらに、「業界初」というキーワードは記者好みの鉄板と言われています。狭い業界範囲でも構いませんので、「業界初」といえるネタを是非アレンジしてみてください。