プレスリリースの絶対ルール!?新規性がないと即ゴミ箱行き!

報道機関は『ニュース』を扱うのが本道

プレスリリースの別名はニュースリリース。もっといえば、テレビや新聞はいわゆる『ニュース』のネタを探しているという意識が改めて必要です。さらにさらに言えば、報道機関は、「他社に先駆けて新しいニュースを報道すること」に熱意をもって活動しています。

つまり、プレスリリースを読んでみて、新規性を感じられない、どこかで聞いたことがあるようなネタは、彼らにしてはどんなにユニークで、どんな面白そうなネタだとしても、活用するのを見送らざるをえなかったりします。

新しくないニュースを出してしまうと・・・

逆に、たとえば、昔からあるのに最近誕生したかのように記事を出してしまったとしたら、読者からのクレームを受けたり、勉強不足として同業からさげすまれ、メディアとしての信用を失うことになりかねません。

また、メディアの特性として、他誌が載せた後追いはNGという感覚があります。他社が取り上げた情報を、追加取材もせず、新情報を入れずにプレスリリースの内容だけで書いているとなれば、下手をすれば他誌の記事を見ながら書いているのではないかという疑いにつながりかねません。(新聞→TVなど、メディアを変えてという場合は成り立ちます)

そのため、プレスリリースを発行する側の責任として、新鮮味のない、以前からあった内容でプレスリリースを出すことはマナー違反であるという認識が必要です。このマナーをわきまえていないプレスリリースが即ゴミ箱行きとなるのです。

同じ情報は繰り返し送れないの?

プレスリリースとして出すべき情報として、新会社・新商品・新サービスの情報を載せていくことが必須です。ただ、これらはプレスリリースを出す機会がとても限られており、新商品のことを宣伝するのに、プレスリリースが1回だけしかできないのでは困る場合があります。

その場合は、「新キャンペーンをスタートします」という仕掛けを使うことをお勧めしています。たとえ同じ商品に関しての情報でも、たとえば、サマーキャンペーンやクリスマスキャンペーンなど、新しく始めたキャンペーンとして書けば良いのです。

さらに、弊社からのご提案として、キャンペーン企画の応用で、同じ商品についてネタを変えて3回プレスリリースを書いてアプローチをすることをお勧めすることがあります。新商品を発売する際にメディアとの接触回数を増やすのが目的です。

発売前、当日、発売後でも、それぞれ新しいネタを作ることができるのでココゾというときにやってみてはいかがでしょうか。