メディア掲載後の流れも考えてプレスリリースを書くべきです!

メディア掲載後に何を起こすかも重要です

幸運にもプレスリリースが採用され、念願のテレビ・新聞・雑誌に掲載されたとしても、残念ながらそれが必ずしも売り上げアップに繋がるわけではありません。理由はシンプル。それを見ている人が(10年前に比べて圧倒的に)少ないからです。

しかし、プレスリリースはただ単に新製品やサービスの告知として機能するだけでなく、消費者に対してアプローチするために効果的なマーケティング手法となりえます。

せっかく出演・掲載でれたにもかかわらず、反響がないのはもったいないです。苦労して手に入れたチャンスを無駄にしてしまわないためにも、「へぇ~そうなんだ!」で終わらない工夫を仕掛ける必要があります。

誰でも簡単にできることそれは・・・

自分で発表することです!

バカみたいな答えですが、SNSやホームページが強力な発信力を持つ現代において、自己発信は侮れません。

ただし、発信の仕方が自慢げであったり自己満足にならないことが重要。そういう意味でも、メディアに採り上げられることは客観的な情報共有がしやすく、自慢や自己満足に映らない発信をすることができるのです。

購買層、ユーザーに何をしてもらいたいか?

では具体的にどうするべきかといえば、分かりやすくて口コミ、話題にしやすいこと、サイトへのアクセスが容易であることが大切です。

当然のことですが消費者に興味を持ってもらうためには、まず分かりやすくなければなりません。タイトルや見出しから内容の推測ができ、文章にも専門用語を使いすぎないよう気をつけるべきです。

しかしただ分かりやすいだけでは反応を得ることはできないので、消費者にその記事を有益なものとして判断してもらう必要があります。そのためにもターゲットとなる消費者の生活がその製品によってどのように変化するか、どのようなメリットがあるかを知らせるような内容にしなければなりません。

また、消費者が情報に対して価値を見出せばSNSでのシェアを誘導することができ、そこからさらに拡散していくようになります。特に知っていることで優越感やお得感がある内容は話題にしやすく、人の心を大きく動かします。

ウェブサイトへのアクセス導線を考える

注意すべきなのは、WEBへのアクセスを誘導するための工夫をこらす必要があることです。例えばアクセスするために何度も検索しなければならず、手間がかかるようではサイトへ辿り着く前に諦めてしまうことになりがちです。

ようやく興味を抱いてくれた消費者を逃さないためにも、WEBに掲載されるものであれば自社サイトのURLも記載しておく、紙媒体であれば検索しやすいキーワードを用意するなどの方法を考えるべきです。