初対面より会う前の印象も大切な時代に
第0印象とは、初対面の第1印象より前の、ヒトやモノに出会う前からの印象です。ネット社会になり、会う(買う)ことが決まった場合、その相手のことを知っておくために商品名や氏名、社名でエゴサーチするのが当たり前になりました。
第0印象は、言い方を変えると、出会う前に抱いているイメージであり、商品に触れる前から企業に対しどのような印象を持っていたかという部分でもあります。
このような第0印象は、昔は人づての噂話だったかもしれませんが、現代はインターネットで簡単にしかも深く調査されることが多く、些細な悪意ある情報だけで実態とは全く異なる印象が作られてしまうことさえあります。
ネットの情報は自己宣伝だけでは疑われる
第0印象を意識するにあたり、自社のホームページだけ整えればよいというものではありません。自社のページでは、ヒトもモノもよく書かれているに決まっているという意識が働きます。
たとえば、Amazonなどで買い物する場合に一番参考にするのは、口コミ情報だといわれ、口コミのない商品は購入されないとさえ言われます。
なので、こうした第0印象を構築するために、実はプレスリリースが有効であることが知られていません。
良い第0印象を形成するプレスリリース活用法とは?
弊社でも推奨し、多くの企業が活用しているプレスリリースのネット配信サービスを活用すると、有名なネットメディアにほぼ確実に掲載されます。
有名メディア掲載は有利に働き、印象をアップさせるだけでなく、信頼度アップにもつながります。有名メディアに取り上げられたということはそれだけのレベルにあると顧客側、消費者側が認識してくれるためです。
逆に、ネットに情報がないのはマイナスです。悪評ばかり立つことがマイナスにつながると思いがちですが、何も情報がないことは、選択される場合に明らかなマイナスとなってしまう時代です。
第0印象を意識したプレスリリースの書き方
ここまで考えると、プレスリリースは信頼度アップにつながるような発信をしていく必要があります。この商品、サービスがいかに凄いのかを過去と対比させてみて強調させるということも1つのやり方です。
自分たちがどう感じているかというよりも、実際にこれを掲載するメディア、そして、プレスリリースを読む消費者側がどのように感じるかもプレスリリースを考える上では大事になります。
会社にとっては大したことではないと思っていることを、メディアなどは素晴らしいことだと捉え、その部分を強調して記事にすることもあります。
結果として会社の意に沿わない形で世に伝わるということも十分にあります。プレスリリースを出す前に客観的な視点から、新商品の強みや会社の個性などを今一度見直し、どの部分に消費者が食いつくのかをリサーチしてから出していくことが求められます。