中小企業やフリーランスの場合、大手企業のようなマーケティング予算がないため、存在を知ってもらうためにさまざまな戦略を考える必要があります。有効な手段の一つが、プレスリリースです。プレスリリースは、企業のホームページに掲載されているイメージが強くありますが、ネット配信、FAX送信、メールなど、いろいろな配信方法があります。

また、地元の商工会議所の記者クラブでプレスリリースを発表したり、知り合いの記者ルートという送り方を使うなどして、マスメディアを利用する方法もあります。大手企業の場合、テレビコマーシャルを出したり、大都市の看板に広告を打ったりする資金がありますが、中小企業やフリーランスには、そのようなことを行う余裕がありません。

そのため、プレスリリースを出すルート、タイミングなどを、事前によく考え、一番有効な送り方をする必要があります。その際に役立つのが、PR手帳です。PR手帳は、広報、マスコミハンドブックであり、毎年1年に一度発刊される企業の広報担当者やPR業界人の「情報源バイブル」的な存在になっています。

PR手帳には、主要メディア連絡先一覧、記者クラブ、官公庁、各種団体などの情報が満載であり、これを駆使することで、プレスリリースの送り方について戦略を練ることが可能になります。

プレスリリースを出して、すぐに記者に記事を書いてもらうのか、事前に記事を書いてもらうのかなども、発表する内容、提供する商品、サービスの特性などによって異なってきます。この点は、広報担当者の腕の見せどころになりますが、中小企業やフリーランスであっても、プレスリリースをうまくつかうことで、自社商品の訴求力を高めることはできます。

また、ネット配信やFAX送信、メールなどの手法でプレスリリースを発表する場合でも、タイミングが重用になります。どのようなお客様に、いつ使ってもらいたいかなども考慮し、発表することが重要です。